今年1月にガレリア亀岡で開かれた家原翔香さんの個展にうかがいました。書の静かなパワーと優美な花の調和がすてきな「書と花 二人展」。家原さんの書アートは、色と墨の融合、そして天然石の持つ意味も重ねて表現されたそうです。たおやかな文字と、柔らかな色調の顔彩はとてもやさしく深い。作品を見ている私もいつしか自分の心と向き合っていることに気がつきました。
▼ものづくりは自分らしく生きることの証し
書アート作家といえば、ただひとり厳粛に紙に向き合っている姿を想像しましたが、家原さんは少し違いました。作品を作る際に一番大切にしていることは、人と人との関わりだそうです。そして、「何気ない暮らしの中で見つけたことを私のフィルターを通して作品にするのです」という言葉にドキリとしました。感性を研ぎ澄まし、自分らしく生きることを追及なければ、スピリチュアルな作品は生まれないのかもしれません。
■おすすめアートギャラリー
今回のおすすめアートギャラリーは、家原さんの新作をご紹介。ポイントは、天然石をあしらった斬新な書アートだというところ。作者の想いがひとつの文字に託され、パワーストーンの持つ意味が深い精神世界へと誘います。いずれも、誰もが本来持っている力をそっと引き出してくれるようなやさしい作品ばかり。書ときらめくパワーストーンの魅力を、どうぞお楽しみください。
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Profile
家原 翔香(いえはら しょうか)
1966年生
亀岡市在住
日本習字教育財団 通信教育部検定課にて審査・添削に携わる。平成2年5月より翔香書道教室を開くかたわら「書アート」の作品作りに取り組みながら定期的に個展を開催。2001年、2004年「書と花 二人展」開催。今春4月より専門学校ペン習字講座講師も勤める。
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