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あまり身近にありすぎて、その存在に心を寄せることは少ない石ころたち。ところが、ひとたび品川さんの手にかかると、何の変哲もない石たちが生命を吹き込まれ、愛くるしい動物に変身してしまうのです。今回は、石ころアートをはじめて7年という、品川ていさんのアトリエを訪ねました。
手がけた作品はおよそ1000個以上。ネコ、いぬ、ねずみ、蛙、ゴリラ、アザラシ、ワニ、ペンギンなどの動物たちは、どれも個性的な表情で毛並みもリアル!主に水彩絵の具を使うことにより、石の素材感が活きて独特の味わいが出ています。
「特に目は表情のかなめ。心をこめて描き入れます」とは品川さん。いい石を見つけた時は「私のために落ちていた」と偶然の出会いに感謝して、すぐ作品にならなくても手元に置いて何かに見える時まで石ころと向き合うのだそうです。
最近は河川や海岸の人工化が進み、以前のような美しい石はなくなってきたのだとか。環境破壊を憂い、自然を敬うことも忘れない品川さんです。
▼自由な発想を大切に。年1度のペースで個展を開く
5月に寺町二条のギャラリーで開催された「石ころアート・二人展」におじゃましました。入った瞬間、たくさんの石ころアートたちの存在感に心奪われ、わくわく、どきどき!
なんでも、展示してから思うところがあり、個展中の一日で数点の新作を創りあげたのだとか。
「思いがけない刺激を受けて、発想やエネルギーがふつふつと湧いてきたんです」とのことで、今後は動物の可愛さの中に見え隠れするちょっと憎らしいような個性も表現していきたいそうです。「海外で活動してみるのが夢かな」と微笑む姿が印象的でした。
■おすすめアートギャラリー
今回のおすすめは、思わず名前をつけたくなるような愛らしい石ころの動物たち。じんわり温かみのある表情は、この世にふたつとして同じものはありません。
グリーンやサボテンなどと並べてもいいし、ペーパーウエイトにしてもすてき。和室にも洋室にもバッチリ合うので、癒し空間の演出にも一役買ってくれるでしょう。
どうぞ、和める石ころアートギャラリーをお楽しみください。
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品川 てい(しながわ てい)
私立築陽学園デザイン科卒
1997年
石ころアートに出会う
以後ライフワークとなる
1999年
徳島クラブの雑誌に載る
2000年
亀岡夢創庵で個展
2000年
大阪茶屋町「四匹のネコ」で個展
2003年
東京新宿丸善で展示
現在、JR京都伊勢丹で展示・販売中。
また「Webそあん」を運営する「創庵」ギャラリーでも展示・販売中。 |
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