| ▼お砂糖から生まれた夢のお菓子
「Les
cadeaux des Anges」は、かわいらしいもの好きにはたまらないお店です。
ふんわりパステルカラーの小さなベビーシューズ、エレガントな花々に彩られた美しいウェディングケーキ・・・。まるで天使がお砂糖に魔法をかけて作り出した可憐なお菓子が、こちらへ微笑みかけているようです。
甘やかな匂いに包まれて、シュガークラフト作家・大亀文美さんの指先からは繊細なお砂糖のアートが紡ぎ出されていきます。
シュガークラフトは19世紀イギリスのヴィクトリア女王時代に、ウェディングケーキを飾るデコレーションとして生まれました。今では一般の人々の間に広まり、様々なパーティーや贈り物などにも使われています。
大亀さんがシュガークラフトに出会ったのは今から7年前。料理やお菓子を作るのが大好きで、少人数で丁寧に教えてくれると評判のケーキ教室に通っていました。ある日、教室でシュガークラフトの小さなベビーシューズを目にして、そのかわいらしさにすっかり魅了されてしまったのだそうです。
▼イギリス仕込みの技術と和の繊細さの出会い
勉強するなら本場で」と、思いきってイギリス留学を決意し、2000年9月に単身渡英。ホームステイをしながら基礎からしっかり技術を叩き込まれ、朝から夕方までシュガークラフトを作り続ける毎日で、着実に実力を磨いていったのでした。
同年5月にはN.F.B.SS Renshaw Scott Decorative
Class にてBRONZE(銅賞)を受賞。さらに7月には卒業制作も兼ねて、4年に一度開催される大きなコンペBritish
Sugar Craft Guild in TELFORD OD. B のウェディングケーキ
部門に出品。日本のブーケ「くす玉」をモチーフに繊細な和風デコレーションケーキを作ったところ、その発想と技術力・表現力が高く評価され、BRONZE(銅賞)を受賞しました。
華々しい受賞歴を携えて帰国した大亀さんでしたが、シュガークラフトを職業にする気は無かったといいます。しかし周囲から「せっかくそこまで頑張ったのだから」と勧められ、自宅を仕事場に活動を始めました。当初は口コミ中心でしたが、英国大使館にて行われたウェディングパーティーでケーキを担当したり、個展を開催するなど活躍の幅を広げていきました。
2003年には「SOHO支援町家 藤森寮」に入居。町家の壁や柱を白一色に塗り上げた、素敵なお店兼アトリエを構えました。藤森寮イベントの折には体験教室も行い、たいへん好評です。

▼制約を超えて 枠組みを広げて
今はとにかくシュガークラフトを作り続けたいという大亀さん。お客様からいろんな注文やリクエストをいただき、受けとった想いをかたちにしていく過程がたまらないそうです。また妹さんの結婚式で、ウェルカムボードからケーキ、テーブルコーディネート、お花、ドレスまで一貫して演出した経験から、今後は様々な分野のアーティストとコラボレーションする総合ウェディングプロデュースの分野にも挑戦していきたい・・・。シュガークラフトの制約を超え、枠組みを広げながら、大亀さんの夢はますます大きくはばたいていきます。
■おすすめアートギャラリー
今回のおすすめは、とにかくかわいい!贈る側も幸せにしてもらえそう。もちろん御自身のお子様の記念にプレゼントされてもいいですね!ご紹介している作品の色違いや、その他アレンジもできます。
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大亀文美 (おおかめ・あやみ)
| 2000年 |
本場の技術に興味を持ち渡英。
イギリスのロンドン郊外ブルックランズカレッジにて、
クリス・ジェフコート氏に師事。 |
2001年
5月 |
N.F.B.SS Renshaw Scott Decorative
ClassにててBRONZE受賞。 |
2001年
7月 |
Britishi Sugar Craft Guild in
TELFORD OD.B
Sugarpaste wedding cake部門にてBRONZE受賞。
ABC Cakedecoration(Intermediate)取得。同年8月帰国。 |
| 2002年 |
英国大使館にて行われたウエディングパーティーにてケーキを担当。 |
| 2003年 |
群馬県桐生市にて個展開催。 |
| 2005年 |
現在に至る。 |
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